3Dバーチャルツアーとは

施設や店舗の内部を3Dスキャンすることにより、360度見渡せるバーチャルツアーに加えて建物の3Dモデルを制作することができるサービスです。
360度空間にテキストや画像、動画を配置できるのに加え、施設全体を3Dモデルとして見ることができるので、店舗や住宅のイメージを、より分かりやすく伝える事が可能です。
また、バーチャルショップやオンラインの展示場を制作する事ができます。
4K高画質であるため、作品の繊細な部分や空間の臨場感までを表現できる非常にハイクオリティーな映像を提供できます。

3Dバーチャルツアー
に関する機能紹介

代表的な基本機能
4つをご紹介します。

  • ウォークスルー機能

    ◎で表示されるポイントをクリックorタップする事により、施設内部を自由に移動する事ができます。3Dモデルによりシームレスに画面が切り替わります。

  • ドールハウスビュー

    3D空間をスキャン撮影したデータで施設や建物の全体像を一度に見ることができます。直感的に構造を把握する事ができます。

  • 平面図表示

    施設全体の平面図を表示する事ができ、それぞれの箇所に名称を表示する事ができます。不動産物件等の紹介に役立ちます。

  • VRモード

    MetaQuest2等のVRゴーグルで閲覧が可能です。その場にいるかのような臨場感で施設の魅力や雰囲気を伝える事ができます。

3Dバーチャルツアー
の可能性

代表的なことを
4つご紹介します。

  • コンテンツ埋め込み

    3Dバーチャルツアー内で説明を加えたい箇所に、テキストや動画、リンクなどをポップアップで表示させる事ができます。
    ※画像や動画が掲載されたURLが必要です。

  • ハイライト表示

    画面下部にハイライトで見せたいシーンのサムネイルを表示する事ができます。クリックするとそのシーンに移動します。

  • 測定モード

    作成した3Dモデルを使用して、部屋のサイズやドア、家具の大きさなど空間内にあるものを自由に計測する事ができます。建築設計、内装工事に活用されています。

  • Googleストリートビューの掲載

    撮影した360度写真をストリートビューとしてGoogleマップに掲載する事ができます。

3Dバーチャルツアー
導入のメリット

高画質コンテンツだが、スマートフォン端末などでもサクサク動作

4Kの高解像度撮影のため、どの画面でも綺麗に高画質でサクサク動作します。
また、公開時はURLのみでユーザーに展開できるので、QRコード・SNS・メールでのご案内など、顧客に対してアプローチが容易にできます。

世界中どこからでも見ることが可能になります!

自社Webサイトへの掲載により、イメージをつかんでいただく!

WEBサイトに掲載することにより、いつでもどこでも誰でもオンライン上で繋がりを生み出すことができるツールとして注目を集めています。また、空間内に説明を追加することにより、動画や写真/リンクを挿入することができるので、ECサイトのリンクを埋め込んでバーチャルショップとしてオンライン店舗を開設することも可能です。
バーチャルショップを開店することで、これまで実店舗では手が届かなかった地域や分野の人々にもPRを行うことができます。

各店舗やオフィスビル、シェアオフィスなどでの集客の幅が広がる!

3Dバーチャルツアー建造物をWEBで公開しデータで保存する時代に!

3Dバーチャルツアーはアイデア次第で色々なことへ活用が出来ます。
普段は施設保護の為に公開していない歴史的建造物をVR(バーチャル)で公開することも可能です。2019年10月に衝撃と悲しみを与えた「沖縄首里城」の火災。この歴史的建造物も3Dバーチャルツアーによる撮影を行っていれば、復元期間中のVR(バーチャル公開)という選択が行えたでしょう。そして3Dバーチャルツアーは撮影と同時に建物の3Dスキャンを行うカメラを使用しています。火災や天災など、万が一の被害を受けた際の復元作業にも非常に有効な建築データの提供を行うことが可能になります。

VRで施設を保護。もしもの時のためにデータとして保存をすることができます!

まとめ

幅広い場面で活用できる360度3Dカメラを使用した3Dバーチャルツアーは、3Dカメラや360度カメラが徐々に普及している中で、高品質な4K画質で撮影ができるため、大きな注目を集めています。
様々なメリットを体感できる製品でもあるので、導入を前向きに検討してみる価値はあるでしょう。
導入するほどでもないけれど3Dバーチャルツアーを活用した撮影を行いたいという希望がある場合は、ぜひご相談ください。
それぞれの状況に適した提案をさせていただきます。

3Dバーチャルツアー
の活用事例

店舗に足を運んでみたくなるきっかけに小売業・実店舗

施設や実店舗を3D撮影してバーチャル化することで、WEB上で施設や実店舗の魅力を発信することができます。コロナ禍で人が集まる場所に気軽にアクセスしづらくなった昨今、顧客が自宅にいてもバーチャル上で店舗を疑似的に回遊できることにより、顧客の実店舗への訪問意欲を高めることが可能です。また、通常のオンラインショップに比べてより実店舗の世界観を感じてもらいながら商品の魅力を発信可能。リアルなショッピング体験をバーチャル上で正確に再現します。

まるでその場にいるような体験を不動産・住宅業界

実際に物件へ行く前に自宅でも内見ができるから成約率も高まります。
バーチャルに歩き回って「ウォークスルー」内見をすることで、事前に多くの物件候補から訪問したい物件を絞り込んだり、物件訪問後に再度バーチャル内見して詳細を振り返ったり、訪問できなかった人へ見せることが可能です。また、実際に物件を訪問せずに、PCやスマホ上で空間を細かいところまで採寸可能なので、家具や家電製品が収まるかどうかを確認することができます。

多くの人々に作品を届ける助けに博物館・イベント展示等

期間限定のオフラインのイベント展示を3D撮影でバーチャル化することで、遠方で距離的に来場できないユーザーや展示期間に都合がつかなかったユーザーにもコンテンツを届けることが可能です。
4Kの高解像度によりバーチャル上でも実際に現地に来場しているようなウォークスルー体験を提供することができます。
また、オンラインコンテンツを製作すると、アーカイブとして半永久的に展示空間を保存することができます。展示開催期間中だけでなく、期間終了後もコンテンツを活用することができるのもオンラインの魅力の1つです。